西巣鴨こどもクリニック

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インフルエンザ予防接種

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる急性感染症で、関東では通常冬(1月)~春先(3月下旬)にかけて流行します。
インフルエンザは、そのほとんどが自然治癒する疾患ですが、まれに脳炎・脳症・重症肺炎などを併発し生命に危険が及ぶ場合もあります。

現在、インフルエンザに対する治療薬として、様々な薬がありますが、症状の変化が急速(発熱から数時間以内)に起こり、対応できない場合もあります。
インフルエンザウイルスに対する予防接種は、この重症化を予防する数少ない手段です。

よく、予防接種をしたのに、インフルエンザに罹ったというお話も聞きます。 残念ながら、現行の予防接種は、インフルエンザに罹患することを確実に防ぐことはできません。

インフルエンザは、咳やくしゃみなどにより、人から人へ伝播します(飛沫感染)。そして、鼻やのどの粘膜にウイルスが付着し感染を起こします。

予防接種でできる免疫(抗体)は、この段階の感染を完全に抑えることはできませんが、その後に、ウイルスが体内に入り込むことによっておこる重篤な病気(肺炎や脳炎・心筋炎など)の発症を防ぐ役目をします。

インフルエンザワクチンの回数と接種時期

  • 生後6ヶ月以上13歳未満の小児については、2~4週間の間隔で2回接種。
    13歳以上は1回(近年インフルエンザに罹患した、または前年もインフルエンザワクチンを接種した場合)

    65歳以上は1回

    ワクチンの予防効果の期待できる時期は、予防接種(2回目)終了後、2週から5か月程度といわれます。
    また、2回接種の場合、4週程度の間隔で接種を行ったほうが抗体価の上昇が良いともいわれます。
    初回のインフルエンザワクチンは11月中に、2回目は年内に接種したほうが良いでしょう。

インフルエンザワクチンと卵アレルギー

  • インフルエンザワクチンには、極めて微量(数ng以下)ではありますが、卵由来成分が含まれています。
    このため、卵アレルギーのある方にインフルエンザワクチンを接種する場合、注意が必要です。

    このため卵によるアナフィラキシー症状(嘔吐や腹痛、呼吸困難など)があった方には接種はできませんが、
    軽症アレルギー(軽い皮膚症状など)の場合には、注意を要しますが、その殆どの方が接種できます。

医師とご相談ください。

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